介護職員初任者研修試験問題の合格率

台風の影響で今日は朝からバタバタしましたが、車の中から虹が見えたことが救いになりました。大変な思いをして来てくださった生徒さんたちと先生方に感謝です。さて、9月短期Bクラスの修了試験が、いよいよ明日に迫りました。さすがにテストが近くなってくると、生徒さんたちは色々な想像が膨らみ、不安になってくるようですので、少しだけ試験問題についてお話ししました。テストの行ない方からどのように勉強してきてもらいたいか、合格率や万が一の再テストのことまで。その真剣な眼差しを見ると、ぜひ明日は全員が無事に合格してほしいと心から思います。

生徒さんたちの心の中には、やはり自分だけテストに落ちてしまったらどうしようという不安があるのだと思います。それは当然ですよね。私だって、同じ立場になったら(自分が生徒だったら)、そう思うと思います。大人になると、こうしたキッチリした形での筆記試験など受ける機会が少なくなりますし、ほんとうに10年ぶり、20年ぶりという方もいらっしゃいます。そこで気になることの1つとして、テストの難易度や合格率があります。

 

湘南ケアカレッジの「介護職員初任者研修」の筆記試験の合格率は、大体99%ぐらいです。これまで250名以上の方がテストを受けて、残念ながら合格できなかった方が3名いました。その中の1名は外国人の方でしたので、試験特有の言葉(たとえば~について記述せよ等)が難しかったようです。残りの2名も合格点まであと少しのところまでは取れたのですが、わずかに足りなかったという感じでした。もちろん、3人とも再度テストを受けてもらって、再テストはすんなりと合格してくれました!

 

99%の合格率を易しいと考えるか、それとも難しいと考えるかはそれぞれだと思いますが、決して落とすための試験ではないことは分かっていただけると思います。通信添削課題にしっかりと取り組んでいただいて、授業をしっかりと聞いていただければ、ほとんど全ての生徒さんは合格することができます。ホームヘルパー2級講座の時代にはテストそのものがなかったので、最初は戸惑いがありましたが、今となっては、修了試験があって良かったと思います。なぜかというと、生徒さんたちが真剣に取り組んでくれるからです。真剣にやらないと楽しくありませんよね。

 

落とすための試験ではないということには、もうひとつの意味があります。もし万が一、合格できない生徒さんがいたとしたら、それは私たち湘南ケアカレッジのサポートが足りなかったということを意味するということです。全員の生徒さんたちが、一発で合格できるように教えるのが私たちの役割なのです。そうならないとしたら、分かりやすいように教えられていなかったか、分かっていない生徒さんに気づけなかったか、真剣に取り組んでもらえるように動機付けができなかった、という原因が考えられます。湘南ケアカレッジは、これからも生徒さんたちと一緒に、合格率100%を目指したいと思います。