周りの人たちは自分の鏡

4月からスタートした実務者研修の土曜日クラスが、無事に修了しました。初任者研修の卒業生さんがそれほど多くはないクラスでしたが、それぞれが仲良くなり、とても良い雰囲気のクラスでした。看護師の先生方が最後にコメントしていたように、「誰一人として雑な人がいない、丁寧なケアをするクラス」でした。そのような生徒さんたちが集まったからこそ、毎回の授業終了時に書いていただいているリアクションペーパー(その日に学んだことを記す用紙)の内容も素晴らしいものでした。

 

「教室の雰囲気も良く、毎週来ることが楽しかったです」

「もっともっと先生方や仲間と学びたかったと思います」

「本当に楽しい2カ月でした。ありがとうございました」

「優しくも、厳しくもある先生たちには感謝をしています」

「湘南ケアカレッジで学べて良かった」

「ここに通うことで根拠が分かり、理由が分かり、自信を持って行動できるようになりました」

「ご利用者との向き合い方、自分のあり方というものが少し分かってきたように思います」

「卒業生の方にこちらをすすめられてきて良かったです」

「利用者の親子さんたちに、ここに入居させて良かった。表情が明るくなったなど、家族から暖かい言葉を言ってもらえることが増えた気がしています」

「受け身だった仕事に対する姿勢が、提案するなど、積極的に取り組めるようになりました」

などなど。

 

私は初回のオリエンテーションの際に、「皆さんにとって実務者研修が大きな分岐点になると思います。研修が終わった後、今まで介護の仕事をやってきて良かった、これからも頑張って続けていきたいと思ってもらえると嬉しいです」と話しています。湘南ケアカレッジの実務者研修に参加してくださったことで、自信がついたり、仕事に前向きに積極的になれたり、その生徒さんにとっての未来が開けると良いなと願っています。そこまで行かなくても、つまらないと思っていた研修が受けてみると楽しくて、仲間との出会いもあり、やっぱり介護の仕事をもっと頑張ってみようと思えるだけで十分です。

 

 

「初任者研修のときのクラスも良かったですし、今回のクラスもとても良い人たちばかりでした」と言ってくれた生徒さんもいました。初任者研修のときから彼女のことを知っている私から見れば、彼女自身が素晴らしい人だからこそ、そう思えるのだろうなと感じました。素晴らしい人たちの周りにはそのような人たちが集まります。また、どのような環境であっても、周りをどう見るかはあなた次第です。周りの人たちは自分自身の鏡でもあるのです。そのように思える人たちが集まったからこそ、特別な雰囲気での7日間の研修が名残惜しく感じたのでしょう。