卒業、そして開講式

本日、「介護職員初任者研修」5月短期Aクラスが終わりました。5月10日(金)から始まった研修ですが、本当にあっという間に最終日を迎えた感じです。生徒さんからのアンケートにも、「あっという間に終わってしまった」、「もっと教えてもらいたかった(学びたかった)」という声が目立ちました。それだけこの15日間が充実していたということでしょうし、学ぶことの楽しさに気づいてもらえたのかもしれません。「また明日も来ちゃうかも」と言い残した方もいましたが、私たちもまた、5月短期Aクラスのメンバーが明日も教室にいるような気がしてなりません。

 

上の写真は5月短期Aクラスの生徒全員からいただいた色紙です。修了試験が終わり、ひとまず解散したあと、4月短期クラスに引き続き、またもや生徒さん全員から色紙をいただきました。全員から感謝の言葉をいただき、色紙の他に先生ひとり一人に対してプレゼントまでいただきました。湘南ケアカレッジに来てくれて、最後までしっかり研修に参加してくれたことに、こちらこそ感謝して、プレゼントを差し上げたいぐらいなのに…。先生冥利に、学校冥利に尽きる瞬間でした。改めて、この場を借りて感謝します。ありがとうございます!

 

また、生徒さん全員が帰ったあとの静かな教室で、アンケートを読ませてもらいました。授業の感想を書いてもらうのですが、いつもドキドキしながら目を通します。「湘南ケアカレッジに来て良かった」「楽しかった」「ものの見方が変わった」などの褒め言葉をいただければ、やって良かったと嬉しく思えますし、「もっとこうした方が良い」という厳しい意見をいただければ、もっと頑張らなければと素直に思えます。生徒さんからの直接の言葉をやりがいや励みや糧にして、はじめて私たちは次の授業に進めるのです。アンケートは私たちにとっての通知表みたいなものですね。

 

5月短期Aクラスが終わったと思いきや、もう明日からは5月短期Bクラスがスタートします。余韻に浸るのも束の間、気持ちを切り替えて明日の開講式に臨みたいと思います。また新しい生徒さんたちと会えると思うと、ワクワクします。出会いと別れ。獲得と喪失。成長と老い。生と死。喜びと悲しみ。すべてはいつも隣り合わせで、私たちの人生を織り成しているのですね。