幸福論【サンホーム鶴間】

「社会福祉(法人)はそもそも企業とは違います」

 

課長の川上さんはきっぱりとそう言います。お金だけを求めたら、つかんだ砂が手から零れ落ちるように流れていってしまうけれど、目の前の人を拒まずに全力で向かい合っていきさえすれば、いつか必ず報酬はついてくる。「サンホーム鶴間は、あんなに大変そうな人も断らずに受け入れている」という地域の人たちからの厚い信頼になる。「困ったときにはサンホーム鶴間に行ってみよう」と、お金では買えない行動という価値が生まれる。そんな時間をかけて染み渡った評価は施設にとっての財産となるのです。

 

3人がかりで対応しなければならないほど介助を必要とする方が、デイサービスを申し込みに来ました。他のデイサービスでは、1人のご利用者さんに3人もの職員がつくのは割に合わないと断り続けられたそうです。職員さんたちに受け入れるかどうか尋ねてみると、「これは私たちでないとできない仕事ですね」と答えたそうです。もう1度言います。「私たちにはできない」ではなく、「私たちでないとできない」と返ってきたのです。

 

続きは→介護仕事百景【サンホーム鶴間】にて