出会えただけでありがたい

「もしも入居者様が『そよかぜ』ではなく、どこか他の施設を選んでいたら、きっと一生出会うことがなかったでしょう。だから、こうして出会えただけでありがたいと思っています」。介護職員の苫米地(とまべち)さんはそう言います。入居者様の言葉や想いを引き出すように、答えやすい質問を優しく問いかける彼女と、時おり笑顔を浮かべながら思い出ばなしを始める入居者様の姿には、「ありがたい」という言葉に込められた、入居者様を大事に想う気持ちがあふれていました。

 

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