ハワイアンミュージック

卒業生の丸山嘉久さんのライブを聴きに、成瀬北口にあるライブ喫茶イマジンに行ってきました。当日は授業後にテストがあったため、約1時間遅れての到着となってしまいましたが、ちょうど第2部が始まる前に会場入りすることができました。丸山さんと同じクラスだった卒業生さんに顔もチラホラ見えて安心しましたし、何よりも丸山さんのライブの暖かい雰囲気に一気に溶け込むことができました。丸山さんはハワイで過ごしていたこともあり、ウクレレやギターでハワイアンミュージックを奏でていきます。そこに女性たちのフラダンスが加わり、開放的なハワイの雰囲気で一杯でした。

これまでも卒業生さんの中に音楽をやっている方はたくさんいて、ライブ等に誘われたらできる限り足を運んできました。バンドをやっている人もいましたし、演歌歌手もいましたし、サックス奏者もいましたし、今回はハワイアンミュージックです。機会があれば断らずに行くことで、私の普段の生活の中にはないものに触れることができるのです。ジム・キャリー主演の「イエスマン」という映画がありましが、あそこまで大げさではなくとも、目の前にある機会にイエスと言って行動するか、できない理由を挙げてノーと言うかで人生は大きく変わってくるのです。たとえ変わらなかったとしても、前者の方が圧倒的に楽しい人生でしょう。

 

 

曲と曲の間のMCで、丸山さんがこんな話をしていました。「ハワイから日本に帰るときの送別会にて、Yoshiは自分の思うように演奏したらいい」というようなことを言われた。ハワイの音楽は同じ曲を演奏していることが多く、たとえ同じ曲でもAさんが演奏する曲、Bさんが演奏する曲は違うのだから良いとのこと。その話を聞いたとき、路上でライブをしている若者が有名な曲のカバーを歌っているのを聴いて、自分で作詞・作曲した曲を歌えばいいのに思っていた考えを改めなければならないなと感じました。たしかにオリジナリティは大切ですが、それ以上に、同じ曲を歌っても人が違えば違う曲になるのですね。誰もが人と違った個性を求められる世の中はかえって息苦しいかもしれません。

終幕が近づく頃、「ハワイアンソウル」という曲が演奏され、聴衆もフラダンスの手を真似て踊るようにうながされました。両手で雑巾をかけるように円を描いて動かすのですが、普段は使わない筋肉を動かすので、意外と手の良い運動になるのです。それ以外にも、フラダンスの動きは激しすぎず、筋肉を大きく使うものが多いため、デイサービスなどで取り入れてみても面白いのではと思いました。音楽に合わせながら、良い運動になりますし、何よりも心が開放的になるはずです。ハワイアンミュージック×フラダンスの組み合わせをぜひデイサービスに呼んでみてください(笑)。

 

ライブが終わって、ライブ喫茶の出口のところで、卒業生さんに「保護猫の活動をやっています!」と言われてチラシを渡されました。保護犬は良く聞きますが、保護猫をメインにして活動している団体のようです。猫ちゃんが好きな方はこちらも見てください!