ミルククッキー

「介護職員初任者研修」の5月短期Aクラスの3日目が無事に終わり、後片付けをしていると、卒業生が突然来てくれました。彼はすでに施設に勤務していて、昨日から夜勤で働いたあとに立ち寄ってくれたそうです。同じクラスだった方が振り替えで来ていたということもあって、顔を出しやすかったのでしょうが、こうして卒業生がフラリと教室に戻ってきてくれるのは、個人的にも、学校としても、とても嬉しいことです。それだけではなく、「皆で食べてください」とお土産のミルククッキーまでもらってしまいました。ありがとうございます!

私はかつて子どもの教育に携わっていたことがありますが、何がいちばん嬉しいかというと、卒業した生徒が学校に戻ってきてくれることでした。仕事をしていると、誰しもそれなりに悩みや苦しみはあるものですが、そんな中でも、「先生、元気~?」って戻ってきた卒業生の笑顔を見ると、全てが吹っ飛びました。教育というのは、人の人生にかかわることであり、未来を創る仕事であることに改めて気づかされるのです。

 

また、道端で卒業生にばったり会ったりしたときに、「ああっ、村山先生!」って声を掛けてもらうのも最高です(まあ、悪いことはできないという難点はあるのですが笑)。ずいぶんと大人になった生徒たちの姿を目の当たりにすると、まぶしくて、羨ましく思えます。彼ら彼女たちと立ち話をして別れる頃には、「頑張れよ!」って元気づけたつもりが、元気になっている自分を発見し、今日も1日頑張ろうと思えるのです。

 

さあ、明日は理学療法士と看護師の先生による講義です。介護とは少し違った視点から、介護について語ってもらいます。5月生の皆さまは楽しみにしていてくださいね。