ここのところ、立て続けに卒業生たちが教室に顔を出してくれました。先週はのんびり床掃除でもしようかと教室にいたところ、ビシッとスーツを着た男性2人が入ってこられました。最初は保険の営業かと思い身構えましたが、よく見ると卒業生ではありませんか!湘南ケアカレッジに通っていたときは普段着だったので、まるっきりイメージが違い、すぐには気が付きませんでした。この4月からデイサービスを立ち上げることになったと報告しに来てくれたのです。また、介護福祉士の実技試験を受けたと報告しに来てくれた方、障害の施設から高齢者施設に転職した方、そして試用期間を経て正職員として仕事が決まった方など、彼らが卒業してからもう半年以上が経っており、とても懐かしく思いました。
来てくれた生徒さんの1人と、たまたま私も時間があったので、喫茶店に入り、介護の現状や未来のことについて話しました。湘南ケアカレッジを卒業した方々が、どのような気持ちで介護の仕事とかかわり、未来を描いているのか、とても興味深く聞かせてもらいました。その中で、神奈川県のある制度を利用したら、受講料が返ってきたという話を彼が教えてくれました。教育訓練給付金制度ではなく、市の助成金制度。彼は川崎市に住んでいるので、川崎市の助成金制度を使ったそうです。
川崎市の場合、介護職員初任者研修を修了し、川崎市内の介護保険事業所・施設に介護職員として3か月以上就労した方に、受講料の20%を補助してくれるそうです。湘南ケアカレッジの場合、受講料が65000円ですから、13000円が戻ってくるということになります。教育訓練給付金制度と同程度であり、決して少ない金額ではありませんよね。しかも、川崎市に助成金の申請をしたら、利用する人が少ないからなのか、とても喜んでもらえたそうです。市町村によって使える制度が異なるのですが、使える制度は使った方がいいですよね。
そういった制度があることを知らない生徒さんもいらっしゃるのではないか、と彼が言っていましたので、神奈川県の助成金情報のリンク先を参考までに載せておきます。すでに制度が終了している市町村もあるかもしれませんので、現況や詳細は各市町村に問い合わせてみてください。
「神奈川県 助成金情報」
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f6323/p18080.html
最後に、使える助成金制度とは話が全く違いますが、2人の卒業生さんが持ってきてくださったお土産が、まるで示し合わせたように「もち吉」のお煎餅だったので驚きました(笑)。美味しく、腹持ちも良いので、先生たちと喜んで食べさせていただきました。ありがとうございます。あっ、湘南ケアカレッジに来るとき、別にお土産を持ってこなくてもいいですよ。卒業生の皆さんの元気な顔を見られるだけで私たちは嬉しいので、ぜひとも手ぶらでお越しくださいな。