昨年の12月から始まった日曜日クラスの皆さまが無事に修了しました。とても和やかな雰囲気で、ケアカレ図書館を利用された生徒さんの率という点においても、これまでにないくらいの高さ。それだけ介護や福祉に興味があり、少しでも多くを学びたいという前向きな姿勢の方々が目立ったクラスでした。ひとり一人のお名前と顔が一致して、心の距離感が縮まり、もっといろいろなことをお話ししたいと思う頃に終わってしまうのはとても残念です。最終日には、クラスメイト全員からのメッセージが記された色紙を頂戴しました。ありがとうございます。このあと、皆さまで打ち上げに行かれるそうです。湘南ケアカレッジという場がきっかけとなり、これから先も続く縁が生まれることを願っています。
「介護職員初任者研修を受けようと思って、2年間ぐらい迷っていましたが、湘南ケアカレッジのホームページを見て、ピンと来て、受けようと決心しました。こうして素敵な縁ができて、ケアカレに来ることにして本当に良かったです」とある生徒さんがおっしゃってくださいました。素敵な縁ができたこともそうですし、ホームページがケアカレに来るための背中のひと押しになったことも嬉しいです。これからすぐ仕事をしたい人やすでに仕事をしている人は迷うことはほとんどないでしょうが、介護や福祉に興味があるけど受けるかどうか迷っている人も多いと思いますので、そういう人々が介護職員初任者研修を受けてみようと決心して、湘南ケアカレッジを選んでもらうためにホームページはつくっているからです。
そこに人がいる、と感じてもらえることが大切です。湘南ケアカレッジのホームページが他の学校のそれとは全然違うと言われるのは、そこに人がいるかどうかという点においてです。ここでいう人がいるというのは、学校の中にいる先生や生徒さんたちが楽しみながら学んでいる姿が見えるということであり、もっと言うと、その人たちの気持ちの温かさや教育に対する情熱が伝わるかということです。キャンペーンで○月○日までは通常いくらが値下げでいくらとばかり書かれているホームページに、もう誰もが飽き飽きしているのではないでしょうか。そこには人がいないからです。
ホームページだけではありません。電話で問い合わせをしてみても、そこには人がいなければなりませんし、説明会や見学に来ても、そこには人がいなければなりません。もちろん、介護職員初任者研修や実務者研修が始まってみても、そこには人がいなければならないのです。電話をしたらそこに事務員さんがいるし、学校に行ったらそこに先生がいるじゃないか、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、人がいない学校が実に多いのです。あるのは営業電話やつっけんどんな受け答えや、終了時間の10分前には授業を終わらせて、生徒さんたちには目もくれず時間きっかりに帰ってしまうような講師ばかり。人がいるんだけど人がいない。それは学校の顔であるホームページに象徴的に現れています。
湘南ケアカレッジは、そこに人がいる学校であり続けたいと思います。それは口で言うほど簡単なことではありません。なぜならば、私を含めて先生方が生徒さんに向き合い続けなければならないからです。自分たちの教えていることに誇りを持って、人に対する情熱を抱き続けなければなりません。一時的な感情ではなく、平熱としての情熱を持ち続ける必要があるのです。もしそれが出来なくなったときは、学校を終えるときです。私の場合でいうと、たとえばブログを書き続けることができなくなれば、それはやめどきなのでしょう。世界観を変える福祉教育を提供するという情熱を失ったら、学校に来てくれる生徒さんに失礼だと思います。まあ、そんなことはありませんのでご心配なく。12月日曜日クラスの皆さま、いつでも遊びに来てくださいね!お待ちしております。