筆記試験対策講座がスタートしました

来年1月の筆記試験に向けて、介護福祉士筆記試験対策講座がスタートしました。今年から実務者研修を始めたこともあり、湘南ケアカレッジにとっては初めての筆記試験対策講座になります。実は昨年、ある施設からの依頼を受けて出張しましたので、講座としては2年目になります。昨年はわずか14時間という制限がありましたが、ケアカレで行う今年は1日6時間×5日間の計30時間と充実した内容になっています。そして何よりも、今年はケアカレの実務者研修を受けてくださった生徒さんがほとんどですので、先生方と生徒さんたちがお互いに知っており、信頼し合えている関係でスタートできるという点が大きいと思います。

昨年と同様に、佐々木先生がトップバッターとして教えさせていただきました。初めての場所で、先生方も生徒さんたちも緊張していた昨年に比べ、今年は終始リラックスした雰囲気の中、いつもの佐々木先生らしい授業をしてくださいました。昨年の施設の担当の方はとても良くサポートしてくださったのですが、やはり場所も人も違うと私たちも手探り状態にならざるを得ません。そうした昨年の状況があったからこそ、今年は授業がやりやすいと初日から感じることができるのです。

 

それは生徒さんたちにも伝わっているはずです。おそらく生徒さんたちも安心して授業を受けることができたのではないでしょうか。昨年、出張講座をさせていただいた施設からも数名、今年はケアカレに来ていただいているのですが、その生徒さんたちも周りの和んだ雰囲気ゆえにリラックスできたのではないかと思います。

 

最も驚きだったのは、単元ごとの確認テストの出来の良さです。正直に言うと、筆記試験対策講座は点数という形で、生徒さんたちの現在の力から勉強の過程までが見えてしまいますので、初日の確認テストの出来があまりにも悪かったらどうしようと心配していました。ところが、そんな私の心配をよそに、数名の生徒さんたちは完璧に予習をして臨んでくれていることが分かりましたし、ほとんどの生徒さんたちは及第点を取ってくださり、ここから本番に向けてさらに上向いてゆくことができればという期待を抱かせてくれました。

 

先生方(や学校)と生徒さんたちとの関係性が重要だと改めて感じました。一緒に合格を目指して勉強していくにあたって、生徒さんたちと先生が互いに信頼していることで、同じ言葉や情報でも伝わりやすさが違ってきます。また、生徒さんたちと先生の心理的な距離が近いことで、生徒さんたちは気軽に質問がしやすくなりますし、先生は具体的にアドバイスをしやすくなります。

 

 

さらに、生徒さんたちはケアカレがテストで満点を取ると表彰したりと、頑張りを認めてくれると知っているからこそ、宿題をしっかりとやっていこうというモチベーションにつながるのだと思います。何はともあれ、幸先の良いスタートを切れて安心しました。今年も良い結果が出そうです。本番まであと70日を切ってきましたので、ここからさらにエンジンをかけて、合格を目指して一緒に頑張っていきましょう!