3月28日に介護福祉士の合格祝賀会が行われました。介護福祉士筆記試験対策講座を受けた生徒さんたちに限定させていただきましたが、たくさんの合格者が報告に来てくださいました。お子さまを連れてきてくださった方、実務者研修で仲良くなったクラスメイトと一緒に訪れてくれた方、それぞれが最高の笑顔をケアカレに運んできてくださったのです。ありがとうございます。また、夜勤が入っている等の理由で合格祝賀会には参加できないけれど、ひと言、感謝の気持ちを伝えたいと電話を掛けてくれた人も多くいました。
昨年度は、湘南ケアカレッジで行う初めての介護福祉士筆記試験対策講座でした。一昨年、とある施設様に出向いて教える出張講座をしましたが、ケアカレの生徒さんに対して、ケアカレ独自のプログラムで教えさせていただく講座としては初でした。そういうこともあって、何としてでも全員に合格してもらいたいと願い、ひとり一人の生徒さんたちを丁寧に密に教えさせていただいたつもりです。最終的には、生徒さん本人が頑張ったからこそ合格するのですが、少なからずお力になれたのではないかと思います。
もちろん合格祝賀会もケアカレ初のイベントとなり、筆記試験対策講座を教えてくれた先生方が全員参加して(または顔を出して)くれました。僕は子どもの教育に携わっていたことがあり、1年に1度の合格発表日には朝から先生方に教室に来てもらい、生徒からの電話が鳴るのを皆で待つというイベントをやっていました。実はこのイベントでは、先生にとって、自分が1年間かもしくはもっと長期にわたって教えてきた究極の成果が問われます。普段何気なく教えていることの積み重ねが、この日の生徒の笑い顔や泣き顔として現れてくるのです。このイベントに参加した先生は、ゴールを目の当たりにすることで、自分が教育を通して生徒に関わっているプロセスの意味を理解してくれました。
だからこそ、僕が介護の学校で試験対策講座を行うときには、(お金をいただいたらそれで終わりの他の学校ではしないと思いますが)合格祝賀会を開催しようと考えていました。教えっぱなしではなく、良い結果であれ、たとえ悪い結果であれ、最後まで生徒さんたちと先生方が共有できる方を選びました。正直に言うと、どのような雰囲気の祝賀会になるのか分からないので不安でしたが、生徒さんたちの成し遂げた感のある、この上なく爽快な笑顔を見て、また参加してくださった先生方のホスピタリティを知って、やって良かったと思いました。顔を出してくれた卒業生の皆さま、そして体調の悪い私の代わりに会を盛り上げてくれた先生方、準備に走り回ってくれた坂本さん、本当にありがとうございました。
最後に、合格おめでとうございます!