ケアカフェ

4月より湘南ケアカレッジの下の階(3階)に、「ケアカフェ」がオープンしました!これまでは教室から歩いて15分ぐらいの事務所で仕事をしていましたが、ほしかった3階にスペースができたことで、事務所機能も移転の運びとなりました。基本的には、車イスや医療的ケアの物品等を置く場所、または職業紹介事業の事務局として使いつつ、できるだけオープンなスペースとしても活用したいと思います。先生方や生徒さんたちが休憩時間に集まって、ご飯を食べたり、コーヒーを飲んだりする、皆さんにリラックスして使ってもらえる空間になれば良いなと思います。

 

そういう意味も込めて、できるだけ入り口の扉は全開にしていると(真夏や真冬はさすがに厳しいかもしれませんが)、隣の司法書士事務所の女性が「なつかしい感じがします」と言ってくださいました。湘南ケアカレッジがこのビルに入った当時、この場所はレンタルスペースの事務所として使われており、そこで働いていた佐々木さんという女性(実はケアカレの2期生でもあります)も同じように扉をフルオープンにしていたそうです(佐々木さんの場合は寂しいからという理由だったそうです)。

 

 

このスペースを借りるにあたって、大幅なリニューアル工事をしました。実は年明けからオープンする予定だったのですが、壁紙や床の生地の張り替えから始まり、入り口のドア枠の塗り替えなど、湘南ケアカレッジとして相応しい空間にするために、なんと3ヶ月も掛かってしまいました。少しやりすぎたと反省している部分も実はあるのですが(笑)、わずかなインテリアの違いで雰囲気は変わってしまいますからね。

 

入ってすぐのところには、6~8人掛けのテーブルを置きました。IKEAのオーク材を使ったテーブルで丈夫なのですが、かなり重い。インフルエンザで倒れていた私に変わって、小野寺先生が一生懸命にネジを回したりして作ってくれました。これだけ広ければ、仕事をしたり、ミーティングをしたり、コーヒーを飲んだり、食事をしたり、いろいろなことができそうですね。誰がどこに座ってもよく。指定席はありません。スターバックスやエクセシオールカフェにある長テーブルのようなイメージですね。オレンジ色の椅子は町田に新しくできたニトリで購入しました。少し派手かなと心配していましたが、いざテーブルに並べてみると調和が取れていて、杞憂に終わりました(笑)。さらに電球は蛍光色と白昼色の2本を組み合わせることで、教室と同じく暖かい雰囲気にしています。

さて、ここからが最もケアカフェの重要なインテリアになります。先生方から講師会でいただいた色紙を入れた額を中心として、その周りにこれまで生徒さんたちから贈ってもらった色紙を飾りました。佐々木先生のアイデアを参考にして、色紙ひとつ1つを影山さんがラッピングしてくれました。今まで教室のボックスに眠っていた色紙たちが、ようやく日の目を見る日がやってきたのです!それぞれの色紙がクラスの個性を主張していて壮観ですね。1期生から始まった文化が綿々と伝わってきているのが分かり、見るだけでとても幸せな気持ちになれます。

 

入り口には、これも先生方からプレゼントしてもらったケアカレのロゴが入った看板が掛けてあります。裏には「ただいま不在にしておりますので、用がある方は4階へどうぞ」と書いてあり、外出するときは裏返して使います。ロゴが綺麗な仕上がりになっており、もらったときに不思議に思ったのですが、そういえばかなり昔に望月先生から「実務者研修の資料で使うのでできるだけ大きいサイズのロゴデータをもらえますか?」と依頼されたのを思い出しました。なぜ実務者の資料に大きなロゴデータが必要なのだろう?と思っていたのですが、このためだったのですね!(笑)ドライフラワーもテーブルの上に置かせてもらっています。あとはコーヒーメーカーがあれば完成ですね。

 

 

こうして見ると、生徒さんたちと先生方の感謝の気持ちによって、湘南ケアカレッジがあることが分かります。そのことに対する感謝を忘れずに、これからもますますお互いに感謝し合える学校をつくっていきましょう。