ケアカレ中毒⁉

「ケアカレ中毒になりそうです」とおっしゃった卒業生さんがいました。中毒なんていうと聞こえは悪いですが、つまり湘南ケアカレッジに行きたくて仕方なくなる心の病です(笑)。かつてはケアカレロスなんていう言葉もあったように、湘南ケアカレッジの介護職員初任者研修で過ごした15日間の濃厚な時間が忘れられず、研修が終わって寂しい思いをしたり、また通いたくなる気持ちになるそうです。クラスメイトや先生方と共有した時間が、それだけ素晴らしかったのでしょうね。

 

先日は、実務者研修で仲良くなった4人組が事務所に訪れてくれました。実務者研修が現場で役に立っている話から、困っていることやちょっとした悩みまで話してくださいました。お昼休みの時間でしたので、小野寺先生が話しを聞いてくださって、「また新たな気持ちで明日から仕事に向かえそうです!」とおっしゃって、皆さん帰って行かれました。私としては、たった7日間の実務者研修で生徒さんたち同士が仲良くなり、一緒にケアカレに再訪できるようなつながりになったことが何よりも良かったと思いました。

 

 

今月はたくさんのお土産もいただきました。静岡では大切な人に贈るとされている「ゆかり」や富山の「ちんみ」、僕も好きな「シュガーバター」、水分補給には欠かせないお茶、鎌倉のパウンドケーキなど。手ぶらで来てもらえればと思うのですが、お土産を買っていこうとケアカレのことを考えてくださっていることが嬉しいですね。また、お土産を持ってきてくださった卒業生さんには、他の卒業生さんからいただいたお土産をお返ししたりして、なるべく感謝の気持ちが循環するようにしています。

最近卒業された生徒さんからは、お手紙つきでお菓子をいただきました。彼女は4年近く前に一度、介護職員初任者研修を受講してくださいましたが、途中で大きな病気になってしまい、ずっと休学していました。彼女のお母さまから電話が掛かってきたときのことは今でも忘れません。つい昨日まであれだけ元気にしていたのに、もう少しで修了のところまで来ていたのに、そんなことが起こるのかと唖然としました。

 

あれから長い歳月が経ち、彼女自身から電話をもらい、もう1度通いたいと言ってくれたときは、心から良かったと思えました。彼女は最初から授業を受け直し、無事に修了したのです。4年もの期間が開いても、再び湘南ケアカレッジに来たいと思い、仕事をしながらも最後まで通い切ったことに彼女の意志の強さと人間としての成長を見た気がしました。そして、先生方の提供する研修の持つ、毒ではなく、ある種の熱のようなものを感じざるをえませんでした。

 

 

湘南ケアカレッジに来てくれて、ありがとうございます。