ケアカレらしいクラス

9月短期クラスが終了しました。ケアカレらしい、様々な年代や性別の人たちが集まり、初日から朗らかな雰囲気で始まり、途中から一気に盛り上がって、気がつくと研修が終わって寂しい、そんなクラスでした。私も生徒さんの一人として、授業を受けたら楽しいだろうなと思わせられました。なぜ今回はこんなにも素敵なクラスになったのかというと、いろいろと理由は思いつきますが、ひとつ挙げるとすれば、最初から湘南ケアカレッジのことを良く知っている生徒さんが多かったことではないでしょうか。

旦那様がひとつ前のクラスで受けていた方、お父さまと弟さんにケアカレの卒業生がいる方、以前の職場にいた仲の良い友人がたまたまケアカレで介護職員初任者研修を修了していた方など、初日から私たちとの距離感が最初から近く、信頼関係が成立していた生徒さんが多くいたということです。

 

普通であれば、介護職員初任者研修がスタートする初日には、どのような学校だろう、どんな先生やクラスメイトがいるのだろう、どんなことをやっていくのだろうかと不安とある種の疑いの気持ちで一杯なはずです。そこから時間をかけて、この学校は大丈夫そうだ、先生もクラスメイトも良い人そうだと距離感が近くなり、授業も楽しくて学びが大きいと信頼関係を築いていきます。

 

その段階を少しショートカットできるのは、卒業生さんたちがケアカレのことを良く伝えてくれているからに他なりません。「あそこの学校は良かったよ」、「先生方が素晴らしかった」、「授業も楽しかったよ」、「ケアカレに行ったほうが良いよ」と勧めてくれたり、実際に楽しく学んでいる姿を家族や友人知人が見て感じていたりするのだと思います。誰かからケアカレのことを聞いて、知っているからこそ、最初から安心して研修を楽しめるのです。

 

そして、そのような生徒さんがいてくれると、周りのクラスメイトにも安心感やリラックス感は伝染して、教室全体に楽しんで良いのだという雰囲気が生まれます。つまり、今回の素敵なクラスをつくってくれたのは、過去の卒業生さんであり、最初からケアカレを信頼してくれていた生徒さんであり、その周りにいるクラスメイトさんでもあるのです。毎月開講されるクラスは別々のようでいて、深いところではつながっているのですね。

 

 

最終日には、メッセージボードをいただきました。今回のクラスは、いつ準備していたのか分からないぐらいほどで、突然のサプライズに驚かされました。オレンジ色のフェルトでつくられたエプロンが可愛いですね。それぞれのカードに生徒さんの気持ちが凝縮されていて嬉しく読ませていただきました。このメッセージボードは、全員が15日間の素敵な時を過ごしてくれたことの結晶のようなものです。ありがとうございます!