介護福祉士合格への道のり

3月16日(月)。14時になって、「介護福祉士に合格しました!」という電話が鳴り始め、「おかげさまで、無事に合格しました」という旨のメールが届き出しました。あっと言う間に、介護福祉士の合格発表の日がやってきたのです。この日は1本でも多くの電話に出られるよう、携帯電話を肌身離さずに持っていなければいけません。「おめでとうございます!先生方にも伝えておきますね」と皆に言うので、つい関係のない問い合わせの方にも同じことを言いそうになります(笑)

 

いつもであれば「あと少しでした。来年頑張ります」という残念な電話も1本か2本は受けなければならないのですが、今のところ、今年は全員の生徒さんから合格の知らせを受けています。順調で嬉しい限りです。その日のうちに、「先生方にお礼が言いたくて町田に来ています」と電話があり、菓子折りを持って来てくださった卒業生さんもいました。

 

 

今年(第38回)の介護福祉士試験は78,469名が受験し、54,987名が合格しました。合格率にすると70.1%です。多少の変動こそあれ、受験者数や合格者数、合格率はここ数年ほとんど変わらずに推移していますね。7~8万人が毎年受験して、5~6万人が合格する試験ということです。合格点は64点と、昨年の70点から大きく下げて、過去最低点となりました。生徒さんたちに聞いても、今年は全体的に問題が難しかったようですね。

 

小野寺先生曰く、「過去問だけをやっていても受からない試験にしたい」という狙いもあったようです。「過去問だけやっていれば受かるからと先輩が言ってました」と生徒さんから良く聞きますので、かなり多くの人たちがそのように思っているのはたしかです。実際のところは、過去問しか勉強しなかった人でも受かってしまうぐらいの試験というのが事実なのですが、、それがいつの間にか「過去問だけやっていれば受かる」試験として広まってしまっているのが現状ですね。

 

そこから脱却する試験問題にしたいという作成側の気持ちには賛成ですが、そのために問題文の量が多くなり、読解問題のようになってしまったのは本末転倒だと感じます。技能実習生や特定技能など、外国人の方々も1万人ぐらい受験していますので、国語の問題になるのはさすがに可哀そう。基本からしっかりと勉強すれば合格できるテストになるのが理想です。

 

湘南ケアカレッジとしても、今年度からは「外国の方も受かる」介護福祉士筆記試験対策講座にしなければいけません。昨年から増えている、実務者研修の外国人の卒業生さんたちを合格させたいからです。ちなみに、今年受験した卒業背さんの同僚(インドネシア人)は惜しくも62点で不合格だったそうです。どのようにして勉強したのか分かりませんが、もしケアカレの介護福祉士筆記試験対策講座に参加してくれるなら、たとえギリギリであっても受からせてあげたいものです。

 

 

その一環として、Kizuna Bridgeという会社に協力して、介護福祉士筆記試験対策講座のソフト(アプリ)を創ろうとしています。介護福祉士筆記試験の内容を、その国の言葉(たとえばインドネシア人であればインドネシア語で、ミャンマー人であればビルマ語)で学べるところが肝です。私たちがTOEICの試験勉強をするときに、いきなり英語で習わないように、介護福祉士筆記試験もいきなり日本語で教えるよりは、自国語で学び始める方が分かりやすいからです。これはあくまでも仮説であって、正しいかどうかは分かりませんが、それぞれの国の言葉に対応できるように、多言語対応のソフト(アプリ)をつくってもらっています。もちろん、説明以外の部分は日本語ですから、その部分の監修を先生方に依頼することがあると思いますので、よろしくお願いします!