昨日、4月の短期集中クラスが開講しました!今年の4月から介護職員初任者研修がスタートし、湘南ケアカレッジにとっても初めての介護職員初任者研修になります。ホームヘルパー2級講座から初任者研修に資格の名称こそ変わりましたが、おかげさまで、ほぼ満席に近い形でスタートを切ることができました。これまで様々な形で力を貸してくださった皆さま、本当にありがとうございます。これから先も、最高の福祉教育を提供できる学校を目指して頑張ります。
さて、開講式が行なわれたのち、初日は「多様なサービスの理解」、「介護職の仕事内容や働く現場の理解」の授業が行なわれました。言葉だけ聞くとなんだか難しそうですが、介護ってどういうこと?どういう場所でどんなことをするの?といったことを、具体的な介護保険サービスを絡めながらお話ししていきます。小規模多機能型施設といった最近の主流のサービスなんかも紹介します。とはいっても、湘南ケアカレッジの授業は参加型ですので、一方的な知識の伝達ではなく、グループワークなどを通してお互いに考えていきます。
新しい研修になっても、受講生から伝わってくる熱気は変わりませんでした。皆さん初対面ですので、最初は硬さが目立ちましたが、グループワークが始まるとすぐに周りの人たちと打ち解けてしまいます。介護や福祉に関わっていこうと思うような方は、さすがコミュニケーション能力が高いですね。「介護とは?」という問いに対して、とても初日とは思えない回答も出て来ていました。授業が進むにつれて、介護に対する印象が、身体的な介護や物理的なサービスから、こころの部分へと移り変わっていったのが印象的でした。
何といっても圧巻だったのは、本日担当の望月先生の授業でした。これはあくまでも個人的な意見ですが、前半の3時間だけの授業を取ってみても、介護のエッセンスが凝縮されていて、受講生さんたちにとっては大いに勉強になったのではないかと思います。望月先生の介護の世界の素晴らしさを伝えるパワーは圧倒的で、この仕事が好き!という思いに溢れています。誰しもがこの研修に足を踏み入れた自分を認めたい、そんな思いになったのではないでしょうか。私も受講生のひとりとして思わず聴き入ってしまいました。
さあ明日は日曜日クラスが開講です!