3代目?

「私で3代目になります」と生徒さんに言われ、J Soul Brothersか何のことかと思ったら(笑)、今働いているデイサービスから湘南ケアカレッジに来るのが3人目ということだそうです。ひとり目はケアカレのテレビの下に飾ってある花の刺繍をくださった2014年4月日曜クラスのYさん、2人目は今年の4月日曜クラスのHさん、そして3人目が今年の8月日曜クラスのYさんです。Yさんの紹介からの紹介で来てくださったそうです。最初のYさんは後輩や新人さんを教える立場になっているそうで、とても優しく丁寧に教えてくれて、心の支えになっているとHさんとYさんはおっしゃっていました。ケアカレの卒業生がそんな形でつながっていっていると聞くと嬉しいですね。

 

そんな感慨に浸っていると、もう1つの3代目に出会いました。先週の土曜日に振り替えで修了したSさんとテスト終了後にお話しをしたところ、なんと今年の3月短期クラスのAさんに紹介されてきたそうです。どういう関係なのか聞くと、彼女たちは明治学院大学の社会福祉学科の3年生で、来年度の社会福祉士の試験を受験するそうですが、その後のためにも実際の介護について学びにきたとのことでした。

 

Aさんから「とても良かった」と勧められて、Sさんは川崎から1時間かけて通ってくれました。そのAさんはというと、昨年の8月短期クラスのKさんから勧められて、わざわざ蒲田から来てくれていたそうです。ここにも3代目J Soul Brothersが誕生していました。

 

「遠かったけど、ケアカレで良かったです」とSさんに言ってもらえて素直に嬉しかったですし、先生方にも生でその言葉を聞いてもらいたかったです。アンケートに書かれている言葉もそうですが、生徒さんたちの生の声はかけがえのないものです。その一瞬にしか聞くことのできない、うそ偽りのない、心からの本音だと思います。

 

そして、「湘南ケアカレッジは良かったから、あそこに行った方がいいよ」という友人や知り合いからの言葉が、何よりも価値の高い情報となって、彼女たちを町田まで連れてきてくれたのです。自分たちで自分たちのことを良く言うことはいくらでもできますが、生徒さんたちや卒業生さんたちの言葉は正直だと思います。

 

 

1代目で終わってしまうのか、それとも3代目、4代目と続いていくのかは、やはり私たちにかかっているのだと思います。私たちは目の前の生徒さんたちに幸せになってもらうために全力を尽くしますが、そのことが時間や空間を超えて、別の生徒さんたちにも伝わっていくのです。