10月土曜日クラスが無事に終了しました。施設の内定式と重なってしまった生徒さんたちがいて、全員が最終日に修了することができなかったのは残念ですが、それ以外の生徒さんたちはテストに見事合格してくれました。湘南ケアカレッジが始まって以来、最も少ない人数のクラスであり、年齢層も幅広く、全体的に静かな雰囲気でしたが、最後にはひとつにまとまって、とても良いクラスになったと思います。ひとり一人が、個人的に色々な話をしてみたいと思える、とても素敵な方たちばかりでした。最終日に、そのうちのひとりの生徒さんとお話をしていると、「私、実は○○さんの紹介で来たんです」と教えてくれました。懐かしいお名前でしたし、ふたりの年齢も離れているので不思議に思ったところ、「同じ職場で働いています」とのこと。なるほど、そういうつながりだったんですね。
実は今回の土曜日クラスには、私が知っている限り、4名の卒業生からの紹介の生徒さんがいました。入学前から知っている場合もありますし、こうして話をしている中でポロっと分かることもあります。「○○さんの紹介できました」や「○○さんから勧められて」と聞くと、身が引き締まる思いがします。なんとしてでも、その方の期待に応えなければと思いますし、「湘南ケアカレッジに行って良かった」と言ってもらえないと紹介してくださった卒業生にも申し訳が立ちません。紹介で来てくださった生徒さんの背後には卒業生の顔が見えるのです。もちろん、紹介ではなく来てくださっている生徒さんたちにも全力を尽くしますが、それ以上に、私たちは期待を超えていかなければならないのです。
その紹介で来てくださった方から実務者研修の質問も受けました。今年の5月からスタートしますということは授業の中で伝えたのですが、「湘南ケアカレッジの卒業生限定ですか?同じ職場の人もつれて一緒に来たいんですけど」とおっしゃってくれました。「実務者研修の案内はケアカレの卒業生を先に優先して送りますが、その後は一般の方々にもお知らせしますので、卒業生ではなくてもぜひ一緒に来てください」とお答えしました。その方も実務者研修に来てくだされば、ケアカレの卒業生になりますし、そうやってつながって、輪が広がっていくことは私たちの願うところです。これまた期待を超えていかなければ、というプレッシャーはありますが(笑)。
最終日に、全員からのメッセージが記された綺麗な色紙をいただきました。久しぶりに色紙をいただいた気がしますし、それぞれの気持ちが込められていて、とても嬉しく思います。50期生という区切りも良く、これから現場で活躍される方も多いので、ぜひ長くつながっていってもらいたいです。打ち上げは、私たちが講師会をしたこともある「DAI」というイタリアンのお店に皆揃って行かれるそうです。うらやましいですね。