誕生日イブ

誕生日の前日、先生方と生徒さんたちからお祝いをしていただきました。ケアカレカラーのお花と粗品(ではなかった!)も贈っていただき、バースデーソングを歌ってもらいました。いつもはお祝いをする方なのでお祝いをされる側に回るとやけに恥ずかしいですね。昨年も誕生日イブだったので、今年ももしかしたらと予感していたのですが、お昼ぐらいから小野寺先生が明らかに挙動不審だったので確信しました(笑)。ということで、サプライズにはならなかったかもしれませんが、その代わり、私からのお返しということで皆さまにクッキーを配ることができました。毎日学校にいるからこそ、毎年このようにお祝いをしてもらえるのだと、ありがたく思います。これからも先生方と生徒さんたちが幸せになれる学校づくりをしていきますね。

お祝いをしてくださった今回の実務者研修のクラスは、卒業生さんが多いということもあり、ほとんど顔なじみのメンバーでした。おそらく望月先生や佐々木先生の呼びかけでホワイトボードにメッセージを書いてくれたのですが、これまでの中でも最もびっしりと書き込まれていました。実務者研修からケアカレに来ていただいた生徒さんもそうですが、介護職員初任者研修から時間を経てまた実務者研修に来てくれて、そこでこうして誕生日のお祝いをしてもらえるなんて感無量です。

お花に添えられているカードに書かれている先生方の名前を見ても、ずいぶんと長く支えてきていただいたものだと嬉しく思います。ほとんどの先生方は、湘南ケアカレッジの開校当初から教えてくださっていて、お互いに意見や考え方をぶつけ合いながらも良い授業を一緒につくってきたら、あっと言う間に5年間が経ってしまいました。年は取りたくないものですが、とても充実した5年間でした。これから先も、さらにパワーアップして、先生方の活躍の場を広げていければと思いますし、より多くの人たちに湘南ケアカレッジの福祉教育コンテンツの素晴らしさを知ってもらいたいと願います。

 

最後に、43歳になった私の抱負は、チャレンジをすることです。ようやく厄年を抜けましたので、これを機に新しい挑戦を始めたいと思います。守るべきものがあるからこそ挑戦していかなければなりませんし、成長こそが安定だと思うからです。成長というのは、決して規模や売り上げが大きくなるということではなく、挑戦して変わってゆくことです。もしかすると失敗してしまって、迷惑をかけてしまうこともあるかもしれません。それでも、そこで得たノウハウはのちに生きるはずですし、湘南ケアカレッジのさらなる繁栄につながることでしょう。

 

 

そしてもうひとつ、できればいつも機嫌良く、楽しく生きていきたいなと思います。生きて仕事をしていると、どうしても自分の思い通りにならなかったり、上手く行かないことも出てきますが、一つひとつを自分ごととして受け入れ、赦して、他者にとっての良い合わせ鏡になりたいと願います。この歳になって恥ずかしいのですが、そんなこともなかなかできないほどわがままな私なのです。周りの人たちや環境に感謝して、敬意を持ちながら生きていきたいです。そして、矛盾するようですが、もう少しわがままに生きてみたいと思います。他者や社会に合わせるのではなく、こうしたいという自分の気持ちに従って生きていく、良い意味でのわがまま。若いときにそれをすると、単なる傲慢や無知で終ってしまった可能性があるけれど、今ならば、わがままが回り回って、他者や社会に良い形で還元できるのではないかという気もします。自分でつくった殻の中に自分を閉じ込めておくのはもったいないですからね。